出会い-無料BBS [MAIL]
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「うーー…」
二人は露天風呂を目指して民宿の渡り廊下を進みます。朝からエッチで汗をかいたおか げか、二人とも熱はさがったようです。
「ええと…階段を降りて…右のつきあたり…」
彼氏は赤くなった頬を手でなでながら、道案内の矢印をたどっています。
「ほら、ここだ…」
「あれーここ、家族風呂って書いてあるよ」
「あれーおばちゃんが気を利かせてくれたのかなぁ」
彼氏がトボケた声を出します。
「もうっ、また変なことたくらんでるっ。」
家族風呂は脱衣所にカギがかけられるようになっており、中は男湯女湯の区別がありま せん。
彼氏は入り口に「使用中」の札を下げると、しぶるマユを脱衣所に引き入れ、引き戸の カギをしめます。
「ほら、貸切かしきり♪」
「うわー!すごい!」
風呂2人では大きすぎるくらいのサイズで内風呂と、露天風呂があります。お風呂場の 引き戸をあけると、もうもうとした湯気と熱気があふれます。白く立ち上る湯気の向こ うに、午後の日差しに白く輝くゲレンデが遠く見えます。マユが見とれていると、彼氏 がいきなり後ろから抱きしめてきました。

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