出会い-無料BBS
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『これは、命令じゃないから、会ってみて、みかが選びなさい。』
土曜日の朝。みかは都内へ向かう90分ほどの電車の中で、御主人様からのメールを何度も読み返していました。
メールの文字を追うだけで、いつも、駅のトイレに入る時に身体の奥で動く熱い「スイッチ」が…ぐきゅん…くちゅん…と『オン』になり続けていきます。
今まで、メールでしかお話をしたことがない御主人様。
たくさん話してメチャクチャに犯して頂いているのに、「初めて会う」なんてとても不思議な気がしています。
旦那には、『今週末は職場の友達と出かけるから』…と言ってきました。
(あ、そうか、「浮気」になっちゃうんだ。。)
まだ、ほんの少しだけ残ったみかの中の『真面目な奥さん』はやっと気が付きました。けれど、なんだか、悪い事をする…というよりも不思議な事をするような感じです。
いつもトイレで犯されちゃってるからなぁ…肉便器の淫乱「スイッチ」のせいだなぁ…そんな事を考えていたら、電車は新宿に着いてしまいました。
「はじめまして。」
少し微笑んでくれた御主人様は、思っていたより背の高い、少し優しい感じの普通の…そう「普通の人」でした。
「とりあえず、食事を。時間はあるので、行くか行かないかはゆっくり決めてください。」
御主人様が連れてきてくれた繁華街から少しはずれた小さな和食屋さんは静かで美味しいお店でした。
メールで、みかをあれだけ意地悪にイジメてメチャクチャに犯してきた御主人様…けれど今、優しく話してくださる目の前の御主人様を不思議に思いながら、昼食をとります。
「…メールはいつも無理矢理…な感じでしたけど。実際にどうするかは、やっぱりみかさんが選んで頂いて決める事ですから。」
食事が終わって、御主人様はメールと同じ事を口にします。
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