出会い-無料BBS
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「ぁあぁ…お兄様…」
ナミは駅近くの商店ビルのエスカレーターを僕と上りながら、リモコンの操作に連動するように甘い声を出します。
「…んん…はぁぁぁ…だめ…こんな…」
僕達の前にエスカレーターに乗っている女性が声に驚いたように振り返ってナミを見ます。
頬が薄くピンクに染まったナミを不思議そうに見ていますが僕が一緒にいる事に気付くと安心したような笑顔を浮かべました。体調不良の妹と兄のように見られたようです。
古い大きなビルの下の階は、少し昔の商店街を2階建てにしたように小さな雑貨屋や飲食店がたくさん入っています。
「…ん…ぁ…もっと上ですか?…ぁぁぁ…」
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