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[バレンタインデイ]
トモミはキッチンでひとりバレンタイン用のチョコレートケーキを作っていました。
スポンジを焼いて、チョコレートクリームを混ぜているとお兄ちゃんが2階から降りてき ました。
「トモミぃ?何やってんだ?」
「おにいちゃん…あのね、バレンタインのケーキ作ってるんだよ。大好きなひとにあげ るんだ♪」
「バレンタインか…トモミももうそんな年頃なんだな…」
お兄ちゃんはちょっと複雑な顔をします。
「何言ってるのよー。トモミだって来年から高校生なんだからっ!」
「そうだよな…好きな男くらいできるよな……な、トモミ、覚えてる?子供の頃親が 留守だったとき、二人でやってたナイショの遊び…」
「…えっ…ぁ…う、うん…どうしたの…とつぜん…」
トモミも頬が火照っていくのがわかります。今日みたいに兄妹二人っきりのときいつも していたエッチな遊びを思い出したからです。
「今日もふたりっきりだし…久しぶりに遊ぼうか?トモミ?」
お兄ちゃんは後ろからトモミを抱きすくめ耳元でささやきます。
「こんなに成長して…もうすっかりオトナなんだね…トモミのここ…」
お兄ちゃんはエプロンの上から、トモミの胸をやさしく手でつつみます。
「…それに…ここはどうかな…?」

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