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優美はグラスにワインを注ぎました。

「んんっ。あ、美味しい。」
「でしょ?」

食事は楽しく進んでいきました。
お酒も進み、二人ともほろ酔いになってきました。

「さて、残すはケーキだね。」
「あ、御主人様…。」
「ん?」
「僕…その…甘いもの苦手で…」
「なに〜?!あたしの手作りのケーキなのに…」
「すみません。」
「しょうがない。でもこうしたら食べれるでしょ?」

―ベチャッ

せっかく綺麗にできていた可愛らしいケーキを崩し、クリームやスポンジを体に塗りつけます。

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