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二人はお互いを求めるようにキスをして舌をからめます。強く抱き合いながらベッドに深く沈んでいきました。


□□□

マミと僕は、込み合う駅前から少し離れた裏通りのカフェで早めのランチを食べています。シンプルな内装の店内にはゆるく抑えた音楽が流れ、オープンスタイルの大きな窓からはテラスの向こうに明るい街が見えます。

マミは、昨夜、最初に会った時と同じ暗い色のスーツ姿です。隙のないメイクと眼鏡は少し冷たい感じで、整った顔立ちを際立たせています。
昨夜の、小学生の格好で乱れていたマミとはまったくの別人のようです。

「昨夜は楽しかった?」
「…ぇ…ぁ…恥ずかしいから…言わないでください。」

マミは、照れ笑いを浮かべます。一瞬、幼い表情があらわれますが、すぐに消えてしまいます。


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