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毎朝の電車、何時もの私ならもっと遅くに出掛けるけど今日は日直があるから少し早い時間に家をでた。
電車が一本違うだけでホームには人が何時もの倍以上もいて、電車に乗れるか不安だった

「狭い…」

人が押し込むようにぎゅうぎゅうに詰まった車両の中、私は何とか入り込んでドアが閉まると、ふぅと溜息をつきながら横の縦についている手すりに捕まった。

(快速だから、次の駅まで時間あるな…)

３０分はこのままかと思うと更に気分は落ち込む。
通勤ラッシュ時ともあって電車はサラリーマンや大学生くらいの人が多く、男の人の割合が大きい。

(痴漢とかにあわなきゃいいけど)

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